先輩達からのコメント

先輩達からのコメント

宮下 亮介
(2010年卒)
三菱地所株式会社
ビル営業部

 私は川越東高校を卒業後、早稲田大学社会科学部に進学し、三菱地所へと就職しました。所属部署はビル営業部。主に都心部のオフィスビルの賃貸や売買に伴う営業を担当しています。大手デベロッパーとして、世界が注目するようなプロジェクトも扱うスケールの大きさもさることながら、私が感じる不動産営業の面白みは、達成すべき目標が明確であること。そしてバックグラウンドの異なる人々とかかわる機会がたくさんあることです。

 そういう仕事は苦手、という方も多いと思いますが、自分にはとてもあった仕事に就くことができたなと、日々充実感をもって、東京を飛び回っています。

 ふりかえれば、川越東高校での3年間は、私が今の自分に至る原点になっています。全国でも強豪である少林寺拳法部で、責任ある主将を託された部活三昧の日々は、高い目標に向かって、モチベーションをもって挑戦するやりがいを実感させてくれました。先輩後輩のつながりや、相手への礼儀を大切にする気風も、営業という仕事に通じるものがあります。

 また、周囲のクラスメイトは個性豊かでいい意味でマイペース。それでありながら、それぞれが自分のしたいことに全力投球していました。そんな彼らとの交流は、自分に“多彩な人と交流する楽しさ”を教えてくれました。

 自分がどんな人間で、どういったものに情熱を注ぐタイプなのか、在学中にそこまで明確に自覚していたわけではありません。しかし、これだけははっきりと言えます。それは、大学進学にあたって、幅広く人に関わることができそうな学部を選択したのも、多くの人とコミュニケーションする現在の仕事についたのも、川越東高校で恩師と呼べる人や一生の友人との出会いに恵まれ、「人が好き」になったおかげであるということです。




馬場 栄一
(2002年卒)
日本医科大学
千葉北総病院
脳神経外科 医師

 汗の匂い、竹刀の音、仲間たちの真剣な眼差し。川越東高校の剣道部で過ごした3年間を、今でも鮮明に思い出します。なかでも印象に残っているのが「気持ちが9割」という顧問の言葉です。勝敗を分けるのは技術ではなく「気持ち」なのだ、と。この言葉を胸に日々の稽古に励んだ結果、3年次には関東大会へ出場できました。

 脳神経外科で医師として働く今も、この言葉が私の原動力です。難易度の高い手術に臨む際は、入念な準備をした上で「気持ちが9割だ!」と自らを鼓舞します。医師というのは想像以上にタフさが求められる職業。24時間を超える手術を終えた後に、通常の診察をすることもあるほどです。休日には、技術を磨くためのトレーニングにも励みます。このようにハードな日々を乗り切れているのは、剣道部で鍛えた心と身体があってこそです。

 高校生の頃の私にとって、医師になることは文字通り「夢」で、現実的な目標ではありませんでした。実際、私がはじめに進学したのは薬学部です。しかし「医師として人の命を救いたい」という気持ちに嘘はつけず、医学部を再受験。そして今に至ります。あのとき思い切って挑戦できたのは「文武両道の高校生活をやり抜けたのだから、医師にだってなれる」と信じられたからです。こうした自信をつけることこそが、文武両道の最大の意義でしょう。川越東高校で過ごす3年間は、夢に挑戦するための底力を養ってくれます。あとはあなたの気持ち次第。ここであなたも夢への第一歩を踏み出しませんか。




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